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まばたきすら、してはならぬ!《KUBO/クボ 二本の弦の秘密》

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10月のお出かけをまとめている途中で
展示ラッシュに突入、
現代童画展が終わるのもそこそこに
観たこの一本が、
今年最後にして最大の一撃に
なりそうです。

(↑)の画像は、12/1まで
新宿バルト9に展示されていた
実際の撮影に使われていた
パペット(人形)です。
主人公クボの高さは、
およそ20㎝強くらい。

(以下、Facebookより転載、一部追記)

公式HP(↓)

新宿バルト9で
「KUBO/クボ 二本の弦の秘密(字幕版)」を観てきました。
キャパ138名の箱が満席の盛況でした。

先週土曜11/18に公開された
アニメーション映画ですが、
私は地元シネコンで
吹替版を2回観て、
今日で3回目の観賞です。
字幕版を観て、
改めて今作の吹替版の出来の良さに
感じ入りました。

海外作品に詳しい知人が
公開前から度々話題にしていて、
画像を見ると造形が
非常にしっかりしていて
興味をそそられていましたが、
実際に観ると想像以上に素晴らしく、
かつ楽しめる作品でありながら、
日本では途絶えてしまった
「かつての日本のアニメーション映画
(特に全盛期の東映動画作品
「わんぱく王子のオロチ退治」
「太陽の王子ホルスの大冒険」など)への
オマージュや、
人形アニメの巨匠・川本喜八郎の
「道成寺」や諸作品のエッセンス、
また、浮世絵や水墨画、
現代版画のまでカバーする幅広さに
圧倒されっぱなし。
この辺の作品を観ている
(知っている)方には、
《遺伝子のシナプスが繋がる》くらいに
感じられるかもしれません。
(→この辺は語り出すときりがないので、
 これぐらいに留めます)

「ストップモーションアニメ
(=例・立体物や人形などを
コマ撮りする手法で作られた
アニメーション)」は、
日本ではメジャーに知られた方法では
ありません。
(非常に手間と時間(=お金)の
かかる手法でありますが、
まったく作られていないわけでは
ありません。念のため。

このカテゴリーで一番親しまれている
国内作品と言えば、
NHK教育TVで放映された
「ロボットパルタ」
「ジャム・ザ・ハウスネイル」
「ニャッキ!」などがあります)

公開1週間で少しずつ評価が高まり、
上映館が増える動きもある一方、
明日(12/2)から
1日の上映回数が減る上映館もあります。
お近くの映画館で上映がある間に
多くの方にご鑑賞いただければと、
思います。

なお、福島県関係者として
福島と所縁の深い
版画家・斎藤清の作品から
インスパイアされた表現の数々も、
ぜひスクリーンで確認、
堪能していただけたら、
なお嬉しいです。
(来年1月からフォーラム福島で
上映予定あり)


(以上で転載終わり)


今週に入ってから、
口コミとネットでの評判が広がって、
都市部では客席が埋まりはじめているようで、
昨日(12/3)行った幕張新都心のイオンでは、
昼回に定員100人のスクリーンが
7〜8割の入りでした。

制作したライカスタジオスタッフからの
「《日本へのラブレター》」とも言える
この作品、
当記事タイトルの

「まばたきすら、してはならぬ!」

と、日本語サブタイトルの

「二本の弦の秘密」の意味を
ぜひお確かめになってください!


by yomoyamagachou | 2017-12-13 11:23 | My Favorite Thing | Comments(0)